ミニつぼ
商品としての「ミニつぼ」は、すべてが、4センチ立法に収まる大きさの陶器、焼き物です。
つち 陶土は ”ストーン石” 自然の、山にあるそのままの土、採掘土で、雑物を除くほか、なんの処理、加工もしないものを使用します。採土された陶土は、本来、様々に処理されます。それは目指す作品、製品を創造するうえで重要な作業です。
このミニつぼは掘り出された”そのままの土”をつかいます。ですから、採土された場所、採掘の作業方法により、それぞれに、異なる陶土になります。また、処理、調整されていませんので、高い温度で焼かなければいけません。
釉薬について、釉薬も様々のもの、在りようがあります。同じ名辞の釉薬も、単一ではありません、窯で焼かれるとき、気温、湿度、窯の中の状況によっても、さまざまに変化します。土・陶土、薬・釉薬、、、、想い、狙った作品ではありません。つち・ゆうやく・窯・ まかせです。
製作作業のなかの”釉薬流し”は、こんな小さくても、ひとつ、ひとつ職人の手作業です。
いろいろな”つぼ”ができます。思いがけないが、けっして瑕疵とは言えない”つぼ”が出来ることもあります。
このようなミニつぼ、実は、もともと、欧州向けの輸出品です。半世紀前、バイヤーによつて、纏められ、船に乗ったものだったのです。
その後、現在までのことは、””ミニつぼの誕生””を見てください。